2017年12月31日日曜日

年末進行

2017年ももう少しで終わりそうです。
年末が近づくと、クリスマスを含めて何だか寂しい感じに。

休みもあるのですが、私はおおよそにおいて仕事だったり。
今年も年始分含めて仕事の予定があります。


23日は土曜日ですが仕事です。
来年に向けての物に着手し、仕上げないとなりません。

その後、年末で公式には休みなのですが、その間も3日間稼働としました。
年明けに間に合わせる場合、仕方ないですね。
もっとも、およそ暇なので、許容できる部分は良しとしています。


年明けても少し稼動があります。
さすがに大晦日と三が日は外していますし、最終的には何処かで休むので調整という事になります。



2017年12月19日火曜日

車のバッテリー

このタイトル、前にも同じような事を書いた気がします。
思い出さないけど、、、。


車のバッテリーが弱っています。
自分でも認識しているし、整備の記録を見てもNGになってました。
電圧が下がると、エンジンが回らなくなります。


このバッテリーは2年ほど前に入れ替えた物。
高級品ではないけれど、容量的にも2万以上はしたかと思います。
もう少し使えればベターなのですが、交換するかどうか悩みます。


一度充電して様子を見るのが妥当ですが、車から降ろして充電するのは面倒です。一戸建てに住んでいて、駐車場があるならば楽でしょうけど、、、。

色々と考えつつ、思い切ってバッテリーを充電する事にしました。
そういえば、前にも同じようなことをやっていたっけ。今の車ではないけれど、始動出来ない事件もあったな。


バッテリーを外すのは案外厄介です。
まず、エンジンルームは狭いし、バッテリー本体は四角い箱で持ちにくい。
重量の結構ありますから、楽ではないのです。

やっと外しても、それを持って移動しないとなりません。
やっぱり重いです。


充電は安価な装置で行いました。
急速な充電は出来ませんので、ゆっくりとした時間が必要です。

多分、フル充電には5日位必要ではないかな。
充電電流は1A程度しかないらしく、容量80Aだと120時間くらい必要でしょう。
実際には容量0ではないことや、1A以上出ているのでもう少し短くはなります。


とりあえず4日位充電してみました。
一応、インジケーターは良好なサインになってます。でも、本当に良いのかどうかは何とも言えません。消耗が早いようなら交換ですね。


なお、昔から夜中に辺鄙なところに展開することから、万が一のための予備バッテリーなどは持っています。
今は予備バッテリーではなく、セルスターター専用の物を1つ忍ばせてあります。




2017年12月7日木曜日

海底ケーブルの話 3

今回も思いつくままで、幾つか書いてみます。



海底ケーブルの太さ


ケーブルの太さは何種類かありました。
基本になるサイズが存在し、その上に追加構造を施すという仕掛けです。

基本のケーブルは直径が1インチ。25.4mm 程です。案外細い感じでしょうか。
その中には、光ファイバーなどが入り、更に電気を通すための導体や、引っ張り強度等を受け持つ構造もあります。
また、外側は樹脂製で絶縁と防水も担っています。

1インチのケーブルは海底の深い場所に使われます。そして、浅い場所には補強が施された強力なタイプが使われています。
分かりやすく言えば、ケーブルの外側に金属のカバーを掛けたようなものです。

普通に考えると浅い海の方は、細いケーブルで良いような気もしますね。
でも、実態は逆になっています。なぜかと言えば、浅い海だと船が行き来して碇を下ろすから。万が一アンカーを引っ掛けられたら、ケーブルは切断されてしまします。それを回避するために、どうしても補強は必要なのです。





重さ


重量的なものは、上に書いた太さと連動します。太い方が重い。
特に、外側に金属のカバーを付けたタイプは、相当な重さがあります。





シャークバイト(鮫噛み)


鮫が噛み付いても切れません。そんな意味合いの補強構造です。
実際にどの程度有効なのかは分かりませんが、何も無いよりは良いですね。

ケーブルに流れている電流から、電磁波や磁力が発生し、それが鮫を引きつけるという話を聞いたことがあります。これも、本当かどうかは分かりません。
事実関係を究明した研究とかあるのかな。



リピーター


ケーブル内部に納めた光ファイバーや同軸線は、信号の伝達を行います。
しかし、信号というのは距離が長いと減衰したり、ノイズが増えるものです。海底ケーブルの場合は、酷く長い距離を走りますから問題は多い。

そこで、途中にリピーターを入れて信号を増幅します。
アンプという方が分かりやすいかも知れません。

光ファイバーの場合は光をそのまま増幅するものと、光を電気信号に変えてから増幅するタイプがあります。今は前者だけかもしれません。

いずれの方式でも、アンプには電力が必要です。そうでなければ、増幅させるエネルギーが無いですから。
電気はどこからかと言えば、陸上からケーブル自体を使って送っています。
この電力も、距離が長いと減衰してパワーが減ります。色々と面倒な長距離伝送なのです。



回線容量


光ケーブルの場合も、昔と今では容量の差異が大きいです。
昔はMだったのに、直ぐにGになっていましたし、今はTですね。
それぞれ、メガ、ギガ、テラです。伝送容量が1000倍単位でアップするのだから、目を見張るものがあります。

それを支えるのは、主に波長多重(WDM)という技術です。一本の光ファイバーに複数の波長が異なる光を通して、一本の線で複数の信号を送る仕掛け。
さらに、マルチコアとか、ドンドンと技術が深まるようです。

波長多重の場合、最初に敷設したケーブルをそのまま使って容量アップというのもザラにあります。当初1Gだったシステムに、デバイス変更で波長多重を入れて、数倍の伝送容量にしてしまったり。

こんな風に安上がりにシステムアップされますと、新しいケーブルのニーズが落ちます。そして、ケーブルメーカーには冬の時代が来るのです。







2017年11月29日水曜日

姿勢が悪い人の話

最近はスマートフォンの使いすぎによる首の故障があるそうです。
確かに、一時期程ではないけれど、街中ではスマートフォンを見続ける人が多くありますね。

ちょっと前のニュースネタでは、幼児のスマートフォン利用なんて話もありました。子供に刺激的な画面を見せておけば静かにしています。静電容量式のタッチパネルだから、適当に素手でタッチしても反応しますから、子供向けと言えるのでしょう。


話を戻して首への障害の話です。
長時間、スマートフォンを眺めると姿勢が固まります。目は多少動くものの、首や肩、背中などは固定して集中する訳です。もちろん、息も詰めて集中してゲームなどをやっている。

そうやって固定を続けるのは、体には大きな負担になります。
特に重たい頭を乗せている首や背中には負荷がかかり、一部の筋肉は長時間緊張して疲れるでしょう。

疲れるだけなら問題ありません。その内回復してきます。
しかし、頻繁にそれを繰り返すと疲労が溜まります。そして、体の不調が出てくるのです。首や背中には神経系が多数ありますから、痛みや疲労感も強いのでしょう。
神経の圧迫、血流の低下、筋肉の疲労、関節などへの高負荷などが思い浮かびます。
また、それらへのダメージにより、他の器官等にも影響が及びます。


人間の体は頭が重たい。そして、2本足で直立するという変な体位です。
重たいものが一番上、それを1本の背骨で支え、その下には骨盤と足が2本。
上手く支えるには微妙なバランスが必要になります。
もし頭を傾けて崩れた状態を維持するなら、筋力が必要なのは元より、あちこちに弊害が出てきます。

頭が右に傾けば、倒れないように肩が左側に傾けられます。当然、背中や首も曲がるし、骨盤も同様。足も左右で位置調整して持ちこたえる必要があります。

たとえば猫背などを長期間続けると、それが基本姿勢になってしまいます。
肉体的には辛いはずでも、その形で維持する方に帰結して、疲労や不具合を引っ張る結果になるのです。

背中が曲がっているので無理をして、何時も背筋が痛い。また、腰痛にも繋がります。
連動するように胸が閉じますし、左右の肩も巻き込み形状に成りやすいでしょう。
すると、呼吸が浅くなったりもします。


とある整体では、この現象に対応するために頭と首の位置関係を微調整する手法が取られています。調整は微妙な感じなのですが、僅かにバランスが崩れるというか、正常化するだけで体調も大きく変わります。

私も何度か施術を受けたことがあります。
状況により何も変化を感じないこともあるものの、明確に肩や首への負担が減ったと自覚できることもありました。


冒頭の首の話ではありませんが、街中で時々姿勢の悪い人を見かけます。
およそ若い人が多く、変に首を曲げていたり、左右に傾いたまま体勢を維持している。そんな様子を見ていると、若いうちは問題なくても、その内に体中から不具合が発信されるのだろうなと心配にもなります。

気づいた時には遅いかどうか分かりませんが、そこから直してゆくのは主に習慣的な部分が大変な重荷になるだろうと思います。


私自身も人の心配している場合ではなく、少しでも改善したいと考えています。






2017年11月24日金曜日

LUMIX G9 pro が発表されました

先日、新型カメラの発表がありました。

手持ちのG8が出てから1年くらいですし、ソロソロということなのでしょう。
でも、発表だけで年末商戦には投入出来ないらしい。遅れてますかね。


今度のモデルは何故かプロと付きます。
品名には付かないような話もありますが、どうなのでしょうか。
また、プロサービスもやるような記事も見たような。


機材を見渡すと、内蔵ストロボが無くなってます。
これは大きな変化になるでしょう。外付けを買えと、使えと言うのはどうなのでしょうね。
また、グリップ付近にモノクロの液晶画面が付いています。情報表示用のデバイスです。
液晶の追加の影響もあるのか、グリップ前側のホイールは水平配置ではなく、垂直配置に変わっています。


最初の話に戻します。
何故かプロ。そして、プロサービス。プロに使って欲しいというような話も。
何を考えているのでしょうね。私には良く理解できません。

たとえば、ハイエンドの機材を作って、プロ市場を取りに行く?
若しくは、プロが使っているという事実やイメージを作り上げ、素人に売るためのアピール?

内情は分かりませんが、考え方としては前者なのかな。
動画については、GH5 ですか、ハイスペックなカメラ(ビデオ)が投入されているから、同じような流れとも言えるのでしょうか。

スチールの目線から考えると、プロ機は儲かりません。
サービスも含めて、難しいのではないでしょうか。もちろん、ニコンやキヤノンの其れがあることも踏まえてです。


G9の実物は触っていませんし、使ってもいません。
だから推測にはなりますけど、マイクロフォーサーズではね。
また、プロ向けだと耐久性の問題も多分にあるかと思うのです。スペックは高くても、壊れるようでは駄目。そうそうクリアできる問題ではないでしょう。


プロ向けを謳う新型は、お値段も高いです。
20万円以上するらしく、とても買う気にはなれません。



そんな感じで、今回の情報を受け止めています。
プロに売れず、素人にも売れないと不味くないですかね。
数を捌いて何某だと思うけど、、、。





2017年10月21日土曜日

新しいPC?ではないな

新たにPCを買いました。
パワーの無い貧弱な1台です。


現在のメインマシンは、5年位前に総入れ替えした自作機です。
CPU は当時妥当な線だった?AMD のA10 クラスを入れてあります。ビデオ一体のAPU なので気は楽ですし、ゲームでもしなければ問題なし。
ただし、CPU パワーは強力ではないです。


メインマシンはそのままで、少し静かで消費電力の小さいPCを入れてみました。
物は手のひらサイズの少し特殊なPC。
と言っても、普通の市販品のLiva Z です。

価格は3万程度で、メインマシンの1/4位の消費電力でしょうか。
ファンレスで音は出ませんし、今時なら充分使えるPCに思いました。
CPU は懐かしのペンティアム。と言っても、昔のそれとは違うでしょうね。中身の詳細は知りません。


パーツ構成を見てゆくと、先程のローパワーなCPU と4G RAM 。ストレージは32G のeMMC です。お分かりの通り?タブレットなどと同じローエンドな内容ですね。
OS はウインドウズ十。Windows 10 home です。

電源を入れてセットアップを始めると、どうしてもアップデートが多く全開運転が続きます。その時にはボディが熱くなりました。
ファンレスだと冷却が弱いですから、鉄板の上に置くなりファンで風を当てて冷やしたくなります。


その後、通常の運用については、熱は感じません。
強い負荷を掛ければ、セットアップ時と同じ位の熱は出るはずですが、そんな使い方をする予定も無く、適当にブラウザが動けばよしとしています。

消費電力が少なく、熱も出ません。
だから、ながらなブラウズとか動画などには向いているかと思います。
私の場合は、さっさと電源を落としてしまいますが、もっとズボラな運用に向いているのかも。もっとも、運転時間が長くなると消費電力の合計値は少なくなりませんけどね。


このPCをセットアップするに当たり、マウスとキーボードとモニターが必要でした。
キーボードはサブ用に回せるものはありますが、USB は持っていなかった。仕方ないので、メインマシンのPS/2 を抜いて、変換して使った次第。
やっぱり、その程度は必要だなと思い新たにキーボードも買いましたとさ。無論、それは使わないで仕舞いこみましたけど。何せセットアップが終わってしまえば、BT のキーボードで用は足りるのです。

なお、マウスについてはセットアップ後もUSB タイプを使っています。こっちも同様に、セットアップが終わってから新たに購入しております、、、。
仮に付けていたマウスは物がよろしくないですし、ケーブルが短すぎるというのもありまして、ゲーミングなネズミを1つ買ってみました。

そんな流れにより、結局マウスもキーボードも各1台買いました。


蛇足ですが、ストレージは高速なM2 を搭載できます。
また、メモリーも差し替えれば増やすことも可能。手を入れてしまうと、趣旨が違ってくるので止めておきましょう。

そこまでするなら、ハイスペックでファン有りのタイプがよろしいかと。






2017年10月14日土曜日

海底ケーブルの話 2

2回目になりました。
前回書かなかったことを拾いながら、徒然に。



海底ケーブルの長さ

一般的なケーブルと言えば、屋内や屋外用に使われる物を想像することが出来ます。
それらは、ハンドリングしやすいように切り分けられた物。
工事で使うとしても、車に積めないと駄目ですしね。

海底ケーブルでも、同様に手ごろな長さという概念はあるでしょう。しかし、出来るだけ継ぎ目は作りたくないのです。
継ぎ目があるとすれば、そこが弱くなったり、更にコストアップにも繋がります。

海底ケーブルの1本の長さは長いもので70km 以上あります。もちろん、短いものは切ればよいだけですから、何とでもなりますね。

問題はケーブルの保管や移動。長いケーブルを保管するには、巨大な入れ物が必要になります。陸上に保管する場合の大きな入れ物はもちろん、船に積むにしても船内に巨大なタンクが必要な訳です。



海底ケーブルの継ぎ目

出来るだけ長いケーブルを作るわけですが、さすがに限度があります。
たとえば生産装置はシームレスだったとしても、保管や移動などの制約はありますから、どの道上限は出てくる。

そうすると、継ぎ目が沢山必要になることは分かります。
継ぎ目は通常、金属のボディでガッチリした構造を持っています。これが陸上のケーブルだったら、そんな物は必要ないでしょう。しかし、海底ケーブルの場合はケーブル自体で強い応力を捌かなければなりません。だから、高い強度で繋ぐのです。

たとえばケーブルの引っ張り強度が10t だったとしたら、接続部の強度はそれ以上必要になります。実際、そんなスペックで作られるので、ゴツイ物なのです。

継ぎ目の構造物は、ジョイントボックスと呼ばれます。
これには、強度的な接続の他に、電気的な接続や光学的な接続の機能も持っています。
光学的な部分は、光ファイバーの接続です。ケーブル内部で情報伝達を担うファイバーを繋ぐことや、それを安全に格納するのも重要な役割となっています。

某、ジョイントボックスの中には、私の設計したアレが入っています。
特に凄い物ではありませんけど、話のネタにはなりますね。

それから、ケーブル自体は樹脂で覆われていて水密構造になっています。だから、ジョイントボックスも水密の機能を持っています。さらに、ケーブルと一体化しないとなりませんから厄介なのです。




海底ケーブルの敷設工事

海に沈めるケーブルですから、船で運ぶ事になります。
船に大量のケーブルを積んで、そこから海にケーブルを垂らしながらゆっくりと進みます。どこかでケーブルは無くなるので、終わったら海に投げ捨てて船は港へ帰ります。

次の作業では、ケーブルを積んだ船が先程投げ捨てられたケーブルの地点まで進み、そこでケーブルを探し出すことになります。
今だとGPS もあるので、昔に比べれば楽にはなっているのでしょう。もっとも、どの道正確には分からないため、後は手探りの作業。(人間の手ではありませんよ)

落ちていたケーブルを拾ったら、今度は積んできたケーブルと接続を行います。そして、それが終わったらやっと敷設作業が再開となります。

接続作業には時間が掛かります。
また、その間、船は停止している必要がありますが、波や風が大人しいとは限りません。たとえば嵐などが接近したら、船があぶない事になります。

海底からのケーブルが船に繋がっていると、船自体は上手く波に乗れません。ケーブルを軸に振り回されることになり、非常に危険な事も起こり得ます。要するに沈没。

船が沈んだら大損害ですし、ソモソモ乗組員の命も危ないです。
やばいとなれば、ケーブルを切断してでも逃げないとなりません。それが海の男の判断なのです。実行すると後が大変ですけど、その場の判断は重要と思います。






2017年10月7日土曜日

デジスコは廃れたのかな

数年前でしょうか、デジスコという名前を目にしました。
大雑把に、カメラとスコープを繋げて超望遠撮影するという手法を示す言葉です。


公園の池や河川、海などには様々な野鳥が生息しています。
それらを観察する人も沢山おります。主に老人の趣味というか暇つぶし。もちろん、若い人も少し。

皆さん観察用に双眼鏡やスコープを持っています。
撮影用にカメラも。


スコープは目で覗くだけですし、カメラは遠くの物を撮影するには力不足。だったら、合体しようというのがデジスコなのでしょう。
二つを組み合わせると、何故か超望遠撮影が出来てしまいます。

そのお陰で、手軽に出来る超望遠による、小さな鳥の撮影が流行り?ました。
あれから、数年ですかね。
最近は随分と下火な様です。


実際に私も試したころがあります。面白いのは間違いありません。
でも、最初は楽しくても、段々とボロが出てきました。

そもそも、カメラの性能が低いです。超望遠には出来ても画質的にはガッカリ。結局はフルサイズの撮影に戻るのが関の山です。

また、画質は無視しても撮影が非常に難しい。
カメラとスコープの位置合わせはもちろん、超望遠撮影では被写体の導入にも苦労します。
想像できない空気の揺らぎとか、微小なブレも大敵です。ブレの場合は撮影者自身の影響もありますし、風などもインパクトがあります。


そういった問題を乗り越えて使うとしましょう。
大きく重たい三脚、スコープ、そしてカメラ。リモコンや照準器などなどを用意して、持って出かけないとなりません。早晩、年寄り向けではないですね。



見た目のインパクトで流行ったデジスコ。しかし、実際には撮影は大変です。
お金のある年寄りでカメラが好きな人はいます。彼らは最も高く、ハイスペックなものを揃えますが、殆ど使いません。結局は体力勝負ですから。

デジスコの場合は、安価に創意工夫で勝負です。創意工夫も大変ですね。
シビアな条件を上手く捌いて、職人芸みたいなことになると思います。


デジスコの撮影画像は綺麗ではありません。
その点も足を引っ張るのでしょうか。普通の人は、そこまで気にしないと思えます。それでも、ピンボケやブレは影響も大きいかな。
また、結局はそれなりのセンスや技量が要求されますから、撮影出来ただけでは意味がない。そのあたりも、何となく理解されたのかも知れません。



カメラについても、最近はどうしようもないのでしょう。
デジスコ向きに使いやすいカメラは、旧型の仕様と親和性があり、最近の物とは相反します。
ズームは3倍くらいで、スコープと接続しやすく、などなどです。

最近のデジカメは高倍率のズームが必須。
そもそも売れなくなってしまったので、安価なスペックの低いものや、少し尖ったスペックのものなど位しか見当たりません。
そうなると、使えるカメラが無い。流行のミラーレスなんて使えませんからね。

何も知らない人は、高画質の一眼レフとかミラーレスと繋げばと考えます。でも、それはNGです。高画質にするには素子を大きくしますから、自ずと光学系が巨大になるのです。より長い望遠、そうなればスコープは相当な大きさに成らざるを得ません。

コスト的にも性能限界的にも無理があります。
結局は、一眼レフに超望遠レンズを付けて使うのがよろしいでしょう。
お金の無い人は、ズーム倍率の高いコンデジで。






2017年9月14日木曜日

ニコンD850が発表されました

先日、ニコンの新製品としてD850が発表されました。
物はD800系のリニューアルということみたいですが、、、。


個人的にはD800を使っております。
殆ど仕事専用機になってますから、個人?という目線です。

どうやらD800からは5年ほど経過している様ですね。中間にD810という機種がありまして、現行はそちらです。そして、今年新型が出ると。


D850のチェックをざっと行ってみました。
基本は同じかと思いきや、案外思想的に変わっているようです。


最初に、ポジションが変わってます。
ニコンの場合は、フラグシップとしてD5がある。最上位の機種でプロ機。お高いです。大きくて重たいです。頑強です。何年もモデルチェンジしません。

D800の場合は、中級レベルと言われています。
高画素のハイディティールが売りではありますけど、プロ機としては貧弱でした。
今回、D850となって少し上のレベルに向けて動いたようですね。


ストロボ無し
従来は内蔵されていたストロボが無くなりました。
コンシュマー機だと必須のストロボですし、プロ機には搭載されないストロボ。
個人的にはあった方がよいと思う部分です。

撮影に内蔵ストロボは使いません。しかし、昨今は多灯ストロボのコマンダーとして使うので無くなると不便です。

その代わりに、10ピンターミナルに取り付けるリモコンで代用するそうな。
ストロボシステムも無線にシフト中みたいですから、妥当なのでしょうか。



ダブルスロット
D800でもダブルスロット方式でした。しかし、今回はD5に搭載さいているお高いメディアが加わっています。当然CF は無いのでしょう。
この変更も個人的には好ましくありません。未だにCF メインな私としては、、、。



高速連写
売りの一つとして、高速で連写が出来る点がプッシュされております。
また、単体でも早いけど、バッテリー強化で更に早くなると。要は電圧上げるのでしょうな。フィルム時代から変わりません。

この点も個人的には不要です。ソモソモ、分かっている人は連写なんて使いません。素人じゃないのですよ。もちろん、リロードが早いのは良いですけど、物撮りなスローな私には不要です。スポーツとかの撮影なら喜ぶべきでしょう。



ティルト液晶
この点は高く評価します。なんせ物撮りですと、普通の液晶モニターは使いにくい。素直にPC繋ぐとか、何とかありますが、、、。
個人的に、この部分は最も嬉しい仕様です。なお、バリアングルはNGなので、ティルトで正解です。バリアングルは玩具にしか必要ありません。



電子シャッター
物理シャッターを使わずに撮影できます。静かにしたい時には有効。
これは良い話。すでにミラーレスとかでは使ってますけど、改めて五月蝿い一眼レフモデルこそ意味のあるものだと感じます。



動画撮影機能
今時は必須なのでしょう。私は使う気ありません。
動画が撮りたかったら、他の機材を使いたいですね。



高画素化
画素ピッチが小さくなって、どうなのでしょうか。
これ以上の画素数は要らないですね。むしろ、肝心なダイナミックレンジを上げてください。



さて、これだけチェックして買う気はと聞かれた、ノーと応えます。
魅力が無い訳ではありませんよ。
仕事用に投資する必要はないという意味です。




2017年8月18日金曜日

今年の夏は涼しい、そして夏休みは何もしない

2017年8月のお盆と言うか、夏休みを過ごしております。
今年も、何時も通り?ですが、記録方々書いておきます。


お盆の週は夏休み。
日本の夏はそんなところですね。私の場合は1週間ほどの連休になっています。
今年は11日から17日までが公式で、オプションとして10日と18日も休みとしました。土日の関係もありますから、通しで10から20までの連休です。

仕事についても例年通りで、3日間ほど稼動しています。
その分差し引いて本当の休みですが、有給の組み合わせも含んでおります。


純粋な休みには普通、趣味のことや家の掃除などをします。
今年も少しだけ掃除を終えて、趣味の方はあまり手付かず。
それ以外に何かしたかと言えば、、、。特にこれと言ってありません。


夏、それもお盆ですから、普通は暑いです。
しかし、今年は変な天候で涼しかったり、寒かったり。
先日は23度程度の気温で推移しましたし、上がってきても30度以下位です。

雲が多く、雨もそれなりにあります。
風向きは通常の南ではなく、東からのものが継続する。
要するに、東からの冷たい空気の流れて来ているのでしょう。東北だとヤマセ?


天候不順のため、農作物への影響が懸念されています。
雨は降ったから、水不足等はありませんけど。


精神と肉体については、あまり調子が良くない。
休み前からガタガタでしたが、その後回復かと思いきや甘かった。

眠りが浅くて、夜中に起きたり。気持ちが悪いのが続きます。
寝ていても変に寒気があったり。
起きてからも、全身のしびれの様な感覚が続くことも。

主に胃腸関係の重苦しさは意識されています。
主因は、精神というか、頭の中なのでしょうけど、対処する良作はありません。
仕事に行かない方が良いのは分かっておりますけども。




2017年7月22日土曜日

ようかんとチーズを乗せたパン?


既に過去の出来事です。
詳細は覚えておりませんが、黒いのが羊羹。白いのはチーズ。

特に美味かった記憶も無いですね。

2017年6月10日土曜日

仕事の話 模型と撮影など

昔話も交えつつ適当に、徒然に。


昔、彼是数十年前、模型を作って遊んでいました。
具体的には、プラモデルの飛行機や戦車、艦船などです。

当時はまだプラモデルの市場は元気で、子供たちの多くは必ず手にしていたと思います。そして、私の場合に限っては子供を通り越しても遊んでいた部類と言えます。


当時は雑誌や、タミヤのチラシなども良く見ていました。
雑誌関係は貧乏で買えないとか、書店にあまり置いていないなどという事情もありましたけど、未だにモデルグラフィクスという模型雑誌の創刊号は持っていたりします。
それから、当時買った資料本なども未だに持っています。


その後、学生(高校、大学)になり模型からは遠ざかりました。
丁度その頃は写真に嵌っておりましたね。モノクロフィルムの30フィートを買ってきて、自分で詰め替えたり、現像やプリントも一通り。

大学卒業後は、サークルでの写真活動もありました。
数年来、渋谷等で合同展をやってみたり、あちこち出かけて撮影などに明け暮れた気がします。


さらに時間が経過して現在です。
今は、模型も写真も平行で動いています。どちらも仕事ですが、趣味の要素も含めて混在しつつ、何とかやっているような感じというのが正しいでしょう。

元々趣味だったものを仕事にすると苦痛が伴います。
楽しいからアクションしていた内容を、時間で縛ります。やりたくない内容も強制されます。本当に楽しみたいだけなら、聖域は汚さないほうが良いと思うのです。

実務の話しに少々触れてみます。
アクションとして、物を組み立てたり塗装などを行っています。そして、その後撮影して、パッケージやWEB等に活用するという感じです。
パッケージ等は制作指揮もありますので、全体的なプロデュース案件となってます。
また、年間計画とか、予算配分などもありますから、案外大変だったり。


時々何かを組み立てていると、ふと子供の頃を思い出します。
あの時、タミヤカタログや各社のパッケージに掲載された写真が印象的でした。そこに写っている模型は誰かが作っている訳です。そんなものを製作する仕事はカッコいいなとか、理想的だなとか思っていました。

今現在、内容等違いますが似たような事をしております。
紆余曲折あれど、また、内容はズレておりますが、夢は適ったのかも知れません。もっとも、全然カッコよくないし、腕前も振るいませんから残念ではありますね。

業界側から見ると、あの手の模型は内部の人か、どこぞのモデラーに依頼した製作品です。モデラーさんは普通個人ですから、その仕事に付くとなれば個人事業主。腕一本で食うのは簡単ではありません。
腕が良くても、それだけでは自滅してしまうでしょう。子供には分からん事でしょうね。



写真については、旧ブログでも書いていた通り、オーストラリアにも写真が渡っています。別にプロとして販売したのではありませんが、そういう事もあるのです。

国内だと、上に書いたパッケージです。既に数百の商品に多数使われています。また、某書籍にも参考画像としてちょっとだけ入っていたり。

一般的なプロカメラマンとしての営業活動はしていません。
あの世界は、かなり厳しいです。特に現代では、写真を撮影すること自体が特別でなくなったため、著名な方でも無い限りギャラは安い。そのくせ、現場ではゾンザイな扱いを受けて大変です。体力勝負ですしね。

写真ならシャッター押すだけ。普通の人はそう思います。
いや、押すまでのお膳立てが全てなのですけど、それは簡単に見えるのでしょう。ど素人の皆さんは、自分にも出来る仕事に高いギャラを払っていると思っておられる。何も判っていないのですよね。
プロの方には同情いたします。





2017年5月31日水曜日

海底ケーブルの話 1

昔のブログにも書いていたような気がするネタです。
一般には知られていない(必要も無い)、レア?なお話。
なお、最新情報はありません。あくまでも昔の話。


その昔、神奈川県に海底ケーブルの工場がありました。
2つの工場があり、それぞれ海に面した場所で生産やメンテナンスなども行っておりました。もちろん過去形ですけど、今は九州に移転したという形になっています。


海底ケーブルというと、一般に馴染みは無いでしょう。
これを見たことがある人は関係者くらいです。ソモソモ、人目に付く場所には使われませんから。名前の通り、海の底にひっそりと敷設されるケーブルなのですから。

海の底に線を通してどうするのか、ある程度は推測できるでしょうか。
ケーブルと言われて思いつくのは電気でしょう。電気を流すために使う電線。一番分かりやすい代物ですが、それらは海底ケーブルとは呼びません。
通常は電力ケーブルであり、海や湖沼に沈める特殊ケーブルとなります。
(電気屋さん的に、海底ケーブルと呼ぶ可能性はあります)

では、電気じゃないとすれば、情報伝達になりましょう。通信ケーブルという訳ですね。


海の底にケーブルを張って、データ通信の信号を流します。
一体、何処と何処を繋ぐのか。

たとえば国内だったら、本州と北海道とか、そんな形が思い浮かびます。
また、海外向けもあるので、日本からアメリカとか、アジア方面もあります。
いずれにしても、ちょっと水に入るレベルではありません。仮に日本海溝を跨ぐのなら、8000m 位沈める必要があるのです。

遠距離にデータを送るために、海にケーブルを引くのは大変です。
そんな事するなら、衛星回線があります。
しかし、昔はそんな手段はありませんでしたし、出来たとしてもコストが高かった。また、今では手軽になったとは言え安くもないし、ソモソモ伝送量が限られます。
品質的にも安定しないので好ましくないとも言われます。


2020年に東京でオリンピックが予定されています。
これで2回目ですね。じゃあ、1回目はといえば1964年頃(うろ覚え)にありました。今から50年くらいの昔です。
丁度その時、日本からアメリカにオリンピックの放送を流す必要があり、その時に使われたのはアメリカ行きの海底ケーブルでした。
日本とアメリカを繋ぐため、全長は10000km ?と長く、生産や敷設には時間もコストも掛かっています。

そのケーブルは今と違って同軸ケーブルでした。
TVとアンテナを繋ぐケーブルと言えば分かりやすいでしょうか。丸い構造で、中心に銅線があり、その周囲を絶縁されていて、更に外周部に銅線(網線など)が配置されたものです。

海底用はTVとは品質レベルが違いますし、太さも異なります。
直径は1inch(25.4mm)程、断面図はTV用と同じような感じですね。
電気特性を良好とするため、真円度は非常に高くなっています。断面の円形が崩れると、電気的に劣化して信号が乱れます。特に長距離を飛ばす場合は、大きな影響が出ることから、高い品質が求められました。


ここでちょっと、ネット検索してみました。
wiki を見ると海底ケーブルの項目もありますね。しかし、肝心な?日本の事はあまり書かれておりません。
一応、KDD とかNEC の名前はありますけど、、、。国内で実際にケーブルを生産していたのは、日本大洋海底電線(その後社名変更してOCC、さらにKDDI に吸収)です。それ以外にも若干、日立がATT のOEM 生産をしていましたが、あくまでも外向けです。

海底ケーブルは大きな仕事なので、とても1社完結は出来ません。たとえばNEC が幹事になって取りまとめつつ、色々巻き込んで進めたりします。
無論、NEC だけではなく、富士通だったり、海外資本が入ったりもします。また、ケーブルの生産や敷設工事、海だけではなく陸上側の設備など色々と絡みがあるのです。






2017年5月26日金曜日

オムロンのマッサージ器

いつの間にか2台あります。
首用と腰用?かな。

同じシリーズの製品で2つも要らない気がしますね。
実は、最初に首用を買いました。あくまでも試してみようと思っただけです。
そして、その後追加で2台目を買ったという流れでした。


首用は少し癖があります。
首に掛けるようにして使うのですが、マッサージ器を首に乗せただけでは機能しません。正確には動作はしますけど、マッサージにはならない。だから、本体を強く押し付ける必要があります。案外、これが面倒です。

それから、首のマッサージをしたい部位を適切に押せません。
こればかりは個人差、症状にも寄るのでしょうけども。


腰用はある程度万能に思います。
腰、背中、首の付け根辺りにも使えますし、足でも大丈夫でしょう。
構造がシンプルなので、当て方を変えてそれなりにマッサージできます。

最近は、こっちの腰用ばかり使っております。
酷い肩こり、首の痛みは持病というか永い患いです。上手く緩和しないと大変ですから、悪化しないように様子を見ながら使っております。


当初は椅子に取り付けるようなタイプを考えていました。
しかし、それらを買っても上手く使えるのか疑問に思い、手ごろなモデルで試しているというのが正確な位置づけでしょうか。
もっとも、椅子関係のモデルは当面買う気はありませんけどね。




2017年5月18日木曜日

空気清浄機などの話

過去に遡って振り返りつつ、空気清浄機の話。


昔々、確か通販?で騙されて?変な空気清浄機を買いました。
小型のボディで、外側に紙を巻きつけるものでした。ボディからは一本の突出する棒状の電極があって放電します。
放電によって空気が綺麗になる?という売りだったような。
その時の荷電によって埃がボディの紙に吸着されて云々とか。そんな能書きでした。

実際に、ボディには黒い汚れが蓄積して行きます。
ソレを見ると綺麗になる動作は正しいのだろうと思えます。でも、本当に空気清浄機としてよいものかは分かりません。

一番問題なのは汚れが周辺にも広がることです。ボディの紙にだけ付着するなら良しです。しかし、実際には静電気の影響で、付近の家具や壁などにも付着する。白い壁だとかなり黒くなってしまいます。

放電による音も気になるし、ソモソモ放電していて危ない。(感電はしませんけど)
触らない位置に設置できないと問題になるでしょう。


時代は下って、とある空気清浄機を買いました。
正確に言えば、清浄機ではなくて脱臭機という製品です。
どう違うのかは文字通り、汎用的な清浄機と臭いを消すことを目的にしたという点です。だから、積極的に臭いを取りたいなら脱臭機が好ましい。
逆に、匂いもあるけど全般的な空気清浄を狙うなら清浄機ですね。花粉とかはこっち。

脱臭機はマイナーなのでしょう。明確に書くと富士通ゼネラルの器械しか無さそうです。あくまでも普通に買えて、普通に使うという条件にて。

この装置はフィルターの掃除は多少必要なものの、交換は長期間不要になっています。
セルフリフレッシュの機能があり、1日に1回およそ1時間?位は清掃していますね。もちろん、その間は空気清浄機として使えなくなります。

効果の程は上々です。煙や有機溶剤の臭いに対して、充分なパワーです。
臭いが傍から消える訳ではないですよ。そんな急速に動作できる筈はなく、時間は掛かります。だから、私は24時間連続運転して使っております。

臭いが消えた後は、少しオゾン?が出ているためか、ちょっと清々しい感じもあります。ただし、あまり濃度が上がったら気分悪くなるかも知れません。適当にドアを開けてあるような開放運用も必要かと思います。


それから、普通の空気清浄機も使っています。
こっちは良くあるフィルター等で空気を綺麗にする機械。フィルターは交換したり洗ったりします。イオンなどの実装もあります。
ただし、どうしても埃や臭いは染み付くから、ある程度使ったら機械丸ごと交換しないと駄目でしょう。
昔使っていた大き目の装置は、煙の臭いが染み付いたら取れなくなりました。フィルターではなくてボディなどに浸み込んでしまうのでしょう。



2017年5月5日金曜日

漢方薬

長らく漢方薬のお世話になっています。
この薬、一般的にはあまり知られていません。正確には、漢方薬というのは知られているけれど、どんなものなのかは多くの人が知らないのです。

漢方の場合、西洋の薬に比べて効き目が穏やかだとか、体に優しいと言う表現を時々目にします。要するに自然のものだから、そうなんだろう?と決めているような感じに思います。


実際に飲んでみた感想としては、それほど効き目が弱いわけでもなく、また、状況により直ぐに効くと感じます。
私は長らく飲んでいるので、その期間中はあまり効き目を理解しません。それが当たり前になると、効いているのか分からなくなるからです。

数年来服用していても、切れ目無しではないです。
始めた直後などには、強烈な作用を感じた記憶があります。一方、飲み続けると、その状態が当たり前になるので、何も感じないような気持ちになります。

また、副作用もあります。
強い副作用を感じたことはないものの、明らかに体に負荷がかかっていると感じることがありました。だから、病的な症状が軽くなってきたときに時々休止をしています。すると、一時的に負荷が取れて楽になることもありました。


漢方の場合は自然の物を乾燥させるなどして、素材となります。それらを組み合わせたものが薬として処方され、水と一緒に過熱して抽出すれば完成です。
私が使っている薬は、沸騰・抽出時間は30分ほど掛かります。その間、ずっと火にかけておくので、タイマーを使って火力も少し気にして作ります。


西洋医学の薬は、病気に対して原因を追究した上で、それを解決・回避するアプローチを取ります。頭が痛い場合は、痛みの原因や神経を穏やかにする化学的な処方となるわけです。

一方、漢方の場合は全く逆で、体全体のバランスを見ながら症状により処方が変わります。長年かけて生まれてきた対処法で、症状を観察しつつどんな処方が効果を導くかを蓄積してた独特の医学です。

少し難しい言葉で言うと、帰納法によるアプローチなのでしょう。


日本では西洋礼賛で、古くからのものは封印されたり消去されてしまいました。その心算はなくても、皆の心は西ですね。だから、漢方などと言っても、イメージでしかありません。また、怪しげな木の根っことか、煎じ薬の絵図が関の山。

服用している身としては、どっちが絶対とは思いません。
一般的には西洋医学的な治療で対応し、どうしようもないと東洋系の漢方とか鍼灸が登場するという流れでしょうか。恐らく大抵の人は、そうなりますね。

効き目はありますし、その選択肢も悪くないです。
でも、大抵悪くしてからの駆け込みとなれば、残念な結果になる可能性もあります。







2017年4月2日日曜日

電子本 個人で纏めた写真集的なもの

大げさに書きますと電子本というものがあります。
ただのpdfです。

私の場合、写真が主体の写真集として幾つか作成したことがあります。もちろん、商業出版でも無いし、自費出版でもありません。あくまでも、趣味の記録です。

ブログ等を移転する前には、記事にしていたこともありました。
今見直せば、そっちの紹介はまったく残っていないというか、書いていませんでした。遅まきながらネタにしておきます。


パブーの本棚



従来と同じく、パブーのサービスを使っています。
ご案内するデータ等は、いずれもそっちのサーバーです。念のためご承知置きください。



本棚のページへ

上のリンクをクリックすると、本棚が開きます。
7点ほど登録されていて、いずれも写真主体の記録物。テキストも少し入れてあるので、多少の暇つぶしにはなるかと思います。

最初に入れた「干潟にて」は、谷津干潟などで撮影した水鳥の画像です。昔、それらの撮影を行っておりました。
この本は、登録直後から閲覧が多く、その後新しい本が入っても揺ぎ無かったのですが、最近は「大宮駅西口の記録」に負けています。

詳細は分かりませんけど、検索される単語のパワーによるのかな?
テーマは鳥と自然に対して、町と人工物であり、対照的にも感じます。

最も新しく、個人的にも記憶が鮮明?な大多喜の話は引きがありません。マイナーなので仕方ないのかな。特に感動的ということもないし、地味に淡々とした中身ですから。


いずれの電子本も、pdfデータ若しくは、epub でダウンロードできます。
閲覧制限や課金はもちろんありません。念のため。


今後も適当に新刊を入れてみたい気はしております。
でも、実行されるかどうかは、何とも言えません。



2017年3月25日土曜日

カメラは売れないらしい

2月にヨコハマでカメラ関連のイベントがありました。
その時にも目にしたのですが、どうやらカメラ業界は下落しているようです。


素人でも分かるとおり、今時コンパクト・デジカメは売れません。
そう、皆さんケイタイやスマートフォンで満足しているから。態々カメラを買うとか、趣味にする場合は、もっと高性能なものを求めます。

その点は前から同じで、数年前から繰り返されている話題。今更、別に珍しくもありませんし、業界的にも危機感とか対策もあるのでしょう。


さらに、上のグレードも売れなくなってきている様です。
詳しくは分かりませんが、レンズ交換式も段々と先細りみたいです。

ソモソモ、カメラというのは爺の趣味です。
シャッター押すだけで簡単、高い機材の自慢話、機材を眺めていれば満足。そんな感じでしょうね。
高いものは数十万しますし、超望遠などは3桁を超えます。とてもとても、貧乏人には買えません。昨今の若者は見向きもしないでしょう。


それらの受け皿になっていた爺さんは死んだのか?
それとも、先が短くなってきて趣味を捨てたのでしょうか。
若しくは、目が覚めて無駄な事はやめたのかな。機材自慢なんて意味もありませんし、精神的に問題があることを示すだけです。


目先を変えると、今時カメラの注目ジャンルはアクションカムです。アクションカメラとは呼ばないでしょう。そっちは何か違う意味合いに取れそうです。

最もメジャーなのはGO Pro という海外の小型カメラ。堅牢で防水などの性能を持ち、激しいスポーツ等で活躍しています。YouTube などで色々なアクション系の動画を見ることができます。それらを見て、何故カメラなのに日本製で無いのかと素朴な疑問を持っていました。

カメラはお家芸などとも言われています。それが正しいかどうかは分かりませんが、少なくとも世界的に見て大きなメーカーが複数国内にあります。
そんな環境下ですけど、何故にアクションカムがないのか。

その後、後追いで色々と出てきてはいます。
しかし、どれもパッとしないようです。そもそもの需要が少ないニッチな商品です。手を出さなかった理由の1つなのでしょうか。
そして、一定の盛り上がりを受けて、後から追いかけてみたのでしょう。

後追いの製品群は芳しくありません。
店頭では見かけるものの、売れているとは思えない。買う人はアウトドアなどで活用の機会がある人に限られますし、どう考えても本来は若い人向け。
残念なことに、国内だとそれは絶望的でしょう。


私は面白半分でコダック(ブランドだけ生きている)の、SP360 を持っています。面白いとは思うし、宴会などで使ったこともあります。でも、スポーツ的な趣味はありませんから、アクションカムとしては使っていない。
それに、普通に撮影するシーンなどでは使いようもありません。自ずと、出番は少ないマニア向けカメラとして手元にあります。


話は冒頭の件にもどります。
先日、ニコンがリストラという話が出ていました。また、どうやらリコーもそんな雲行きらしいです。何れも、詳細は確認していないので、間違いありましたらご容赦。

ニコンでも後追いでアクションカムを出してきました。ちょっと興味を持ったのですけど、ネットで調べると評判は良くないです。
遊びで1つ買ってみようかと思いつつも、躊躇するレベルに思えました。

一方、リコーはセタでしたか、シータ?という名前のカメラが出ています。
それと、旧ペンタックスの一眼もありますね。ニコンより分が良い気がします。

ニコン辺りは大手なので、プロ機などには影響も少ないでしょう。
しかし、そもそもフラグシップのD5とかは、いくら高価とはいえ儲かりません。やっぱり、数を裁ける中級以下がしっかりしないと厳しいでしょうね。

私はまだD800を使っています。
買い換える必要も無いし、貢献できそうもないかな。





2017年3月18日土曜日

こうかなわがし

柄にも無い代物ですね。









某所で売られていたものです。
画像は全体像ではなく、一部を切り出したもの。形は長円形の一般的な饅頭という感じです。中は餡、外はもち米の薄い皮。

おいしくいただきました。




2017年3月11日土曜日

3月11日なので記憶を書くというか。

2011年の3月11日に大きな地震がありました。
今日は6年目ということですから、丸6年経過しています。

当時、私は自宅におりまして被害に遭いました。と言っても、東北で津波を受けた訳ではありません。それでも、案外大変な事態だったのです。


室内に居たので、揺れてびっくりしつつ動かずに様子を見ました。
その後、収まってきて急ぎ水を汲みます。水道が止まる可能性を考えて、飲み水等の確保です。
風呂は水が入っていたので、そのまま放置。確認に行った時に酷く波打っていたのを覚えています。

それが終わって、外の様子を見ると案外平穏でした。
しかし、しばらくすると状況が変わります。あちこちから水が噴出して、道路などが冠水。てっきり水道管が破裂したのだろうと思っておりました。
でもこれは、水ではなくて液状化の汚泥だったのです。

大きな交差点が水没し、小さなところでもかなりの水。というか泥も。
それに、水道管などあるはずのない場所でも、所々水が吹いていた。考えれば分かりそうなものでした。


その後、もう少し時間が経って色々なニュース等を見ました。
すると大きな津波や原発の話もみえてきました。

電車は止まって、一部の道路も大渋滞。
当日の夜は遠距離を歩く人の波が発生とは、まさか予測もしませんでした。


家族の者は、当日帰宅できず。翌日、遠回りのルートで帰ってきました。私は途中まで迎えに出て、初めて外の酷い有様を目にしたのでした。
それまで家を出なかったのは、良かったのか分かりません。カメラマンとしては、出回って記録を撮るべきだったと今は思ったりもします。しかし、当時は何があるか分からないから現状待機と思って動きませんでした。

迎えにいった関係の話を書きます。
少し遠方の駅から徒歩で戻ってきて、某歩道橋が壊れていました。橋自体は大丈夫でも、取り付きの部分が陥落して普通では通行不能です。危険なので立ち入り禁止の表示もあったのですが、通れないと困る人も多く簡易的な足場が置かれていました。

また、道路や歩道は砂や泥の海です。歩きにくく、ソモソモ歩道というよりは海辺みたいな風景が広がっていました。


もう少し時間が経過して、色々な情報を見ました。
津波で消えた町などはもちろん、身近な場所の被害も。
傾いた戸建ての家、陥没した歩道、沈み込んだビル。マンホールが飛び出したり、地面に走った大きな亀裂などもあります。


仕事の関係でも冷たい目をみました。
被災しているため、自宅には住めませんからホテルに退避。一応、被災者なのですが、何も勘案されず。最終的な避難費用は30万ほどと大損害です。
もちろん、金云々言う心算はありませんけど、のほほんと暮らす人たちは馬鹿丸出しであることを感じます。


視線を全体に移すと問題は原発です。
あれは、昔からトイレの無いマンションと呼ばれています。今回、まったくその通りだと実感する事になりました。うんこが漏れて臭いが取れません。捨てる場所もなく、保管もどうしようもない。それが原発という代物です。

汚染地域は何もなかった事にするために、除染したという建前で開放されてゆきます。でも、そこには立ち入るべきではありません。閉鎖しておくべきです。


放射性物質の半減期は万年です。封じ込めて、それらを維持するのは馬鹿な人間には不可能。



話が暗い方に寄ってしまいました。
基本は悪い出来事だったのは間違いありませんから、致し方ないですね。
でも、そんな中、頑張ってくれた人たちも沢山います。
下向いて考えるのは止めましょう。






2017年2月11日土曜日

新しい焙煎機 Cafepro MC-101

壊れたコーヒーの全自動焙煎機の後釜に、焙煎のみ出来る機械を買いました。

今度の機械は全自動のものではなく、焙煎のみ出来る機械です。
だから、ミルやドリップの機能はありません。


焙煎専用で価格も少し高いです。
そうなれば、全自動マシンよりも大型かと思いきや、実物はあまり大きくありません。

大きさ的には前者の上部構造だけを切り離したような寸法形状で、なおかつ部品はそれなりに共通に見えます。細かくチェックすると当然異なる部分は多いですが、同時に設計してパーツを共通化したとか?
もしくは、どちらかを先に開発して、それを改造したという流れなのだろうか。


新しい焙煎機には、正面パネルに窓の名残があります。この部分は蓋されて何も見えませんが、前の機械では中の豆が見えるように透明なプラでした。
窓の形が両方の機械にあるということは、全自動機が先に出来たのか?しかし、型番はこっちの方が若いです。ちなみに、MC-101 というのが焙煎専用機、MC-503 が全自動機です。


MC-101は窓の名残部分を塞いでいますが、仮にここを開けても豆は見えません。構造的に豆が貯まる場所は、もっと下方にあります。

MC-503の場合は豆を焙煎して、直下のボックスに格納していました。
そして、そこに窓がある。さらに下に行くとミルやドリッパーがありますので、空間的な余裕はないのです。


さらに、大きな違いがあります。
MC-501では焙煎が終わってからブロアーで風を送って冷却していましたが、その風が抜ける排気口がありませんでした。
穴がなくても、天面の部分から抜けなくもありません。しかし、実際に動作させると、機械の上部カバーの隙間あたりから煙が漏れていました。ちょっと不思議な気がしたものです。

MC-101には専用の排気口があります。それもブロア付き。
さらに、本体下部にはメインのブロアがあるため、ツイン構造ですね。2つが動作すると、勢い良く煙が吹き出してきます。


電源を入れて自動で動作させると、焙煎後に豆の風冷が続きます。
電源が落ちるまで放置すれば、豆にはあまり熱が残らないレベルです。手で触ると温かみは感じる程度。

あとは、箱から取り出して多少のチャフを取り除いたら出来上がり。
豆の焙煎度合いは、都合12段階からセット出来ます。
MC-503の調整は3段階で、おそらく温度の制御です。
こっちのMC-101には時間制御と思われるスイッチも追加されていて、4段階から選べます。従って、3✕4で12段階の焙煎度合いが選べるという仕組み。


まだ使いはじめで慣れません。
音は従来の全自動機の焙煎釜とほぼ同じ。排気ブロアーの音は五月蝿くなってますが、効率アップなので気にしません。
豆の量が増えて、排気も強くなっているから、それだけ煙は沢山?出ます。屋外でやるか、換気扇直下に置く必要がありますね。








2017年1月2日月曜日

芸大の美術館へ

誘いに乗って見に行きました。


お題目

天井に龍


最も変な壷


撮影可です

宣伝は自在置物だったのに、展示はそれら以外が多かった。
看板には偽り無くても、ちょっとどうかなと。



なお、この記事はかなり古くに書いておいたものを公開しました。
展示はとっくの昔に終わっております。