2019年2月16日土曜日

靴の話

靴は日常的に履きますね。
日用品?とは言わない気もしますが、分類はそれで入れておきます。


昔はスニーカーというか運動靴を履いておりました。
厨房とかはそんな感じでしょう。私も同様です。

その後、登山絡みで皮製の重たい靴を履いてみました。
ゴツイものなだと、重たいだけではなく足へのダメージも強いです。
あちこちに豆や擦り剥けが出来て痛い。出血等もありました。


そんな痛い思いをした訳ですが、ある程度は根性で履き続けた。
しかし、その後はナイロン等を使った登山靴に入れ替えました。その差は良く分かったので、靴の良し悪しなど勉強になりました。

日本人は靴のことが分かっていないですね。
椅子も同じだけど、形だけという事を感じます。


登山靴はさておき、日常の靴の方に目を向けます。
ゴツイ靴に目覚めたのか、日常向けにも皮製の重たい靴を採用です。


ゴローのチロリアン。
普通の人には意味不明だと思います。重たい革靴と受け止めてください。

最初に入れたのは20年くらい前でしょうか。その一足は、靴底の張替えを数回行い、内部の補強などもして履きました。流石に今はありませんが、15年以上は運用しています。
それから、二足目以降もチロリアンです。都合四足くらいはあります。

足に合うのかと言われれば、合うと答えておきましょう。
もちろん、慣れないと痛いとか、靴がなじむまで待つのも必要にはなります。


以前靴屋から聞いた話を書いておきます。
TVで取り上げられたら、お客さんが沢山来たそうです。しかし、ミーハーな人たちなので、見た目で買ってゆく。
そして、早晩クレームだそうです。足が痛いとか、血が出たとか。

あれは、その手の靴です。温い運動靴ではありません。
必ず何かしらは痛い目を見ますよ。それを履き慣らす必要があるのです。

なお、念のため付け加えますが、20年前のそれと今のタイプでは、一見同じでもかなり変わって来ています。時代の流れ?に合わせて柔らかくというか、足に干渉しにくくなったと思います。
昔の様なハードさでは、ニーズに合わないのでしょう。



話は変わって、最近買った靴が一足あります。
こっちはリーガルのもの。最初は海外メーカーかと思っていたのですけど、国内なのですね。グレード高いタイプは、今も国内生産でした。

見た目はビジネスシューズ。黒い革で、それなりのデザイン。
正直なところ、私の趣味ではありません。仕事用なら悪くないですけども。

一度履いてみないと良し悪しは分かりません。テストの心算で履いて、感触を確かめております。今のところ、予想より良い感じです。
靴底の挙動は良好に、前後と左右に捩れてくれます。
全体に軽いのと靴底が狭いために安定感は弱い。最も、これはチロリアンと比較しているからであって、仕方ない部分です。

リーガルのラインナップはビジネス系が多いです。
カジュアルなども出てはおりますが、重たい系はありません。軽くて、安い方に振られています。ちょっとニーズには合わないかな。



2019年2月2日土曜日

Panasonic 製 新型フルサイズなミラーレス カメラ Lumix S1/S1R

2月早々になり、パナソニックから新型カメラの正式な発表が出ました。
まだ国内向けのリリースは無さそうですが、時期に公開されるでしょう。

さて、個人的には少し気になる機材です。
特に購入予定はありませんが、先々の展開やミラーレスの今後なども興味はある。


公開された情報等を眺めてみました。
全体的に感じ取ったのは、大きくて重いということ。
当初からプロ向けなどと謳われていたので、ある程度は予想しておりました。
また、当然ながら動画性能とか、高解像度撮影とやらも。


ネットの書き込み等を見ていると、残念な感じに受け止めている方が多いような。皆さんが期待していたのは、小型軽量な高性能カメラなのでしょう。
そもそも、マイクロ路線でしたからね。
フルサイズになっても、あまり大きくなく取り回しがよいものを希望されていたと。

このカメラの本当の魅力とか、使い勝手は分かりません。
価格設定も上の方ですし、55mm の高い値付けは気になりますね。


プロ向けというのはどういう意味なのでしょうか。
本当にプロに売るなら、謳う必要はないです。
また、ニコンやキャノンの様にプロサービスをするのかと?
それでは儲かりませんよ。当然、ご存知でしょうけどね。

プロ向けと書くと喜ぶのは素人です。
要するに凄いのだろうと勝手に想像する。多くの場合、それは間違いなのです。
ここに、売るための手法が絡みます。錯覚、優良誤認的な何か。


大きく重く、価格も高い。
日本向けじゃないですね。小さくて軽いなら、一部のマニアや金持ちは買うでしょう。しかし、それは否定されました。

では海外はどうか。あっちなら、大きくも重くもないのです。
また、貧乏なニッポンとは違う国は沢山ありますから、一定の売り上げは期待できます。ブランド力も国内より高いらしいですし。

だから、海外で売るための新型であるのは間違いないです。
推測するまでもなく、国内の貧しさはインターナショナルなインフレに付いて行けませんから、言わずもがな。


後は、一定の売り上げや評価が取れるかどうかですね。
それなりに勝算はあるのか、先行投資なのか。
そもそも、スチールカメラなんて先が知れてますから、それも踏まえてのアクションなのかも。



話は逸れますが、品名にちょっと惹かれました。
S1 と言われると、個人的にはfinepix s1 とかs2 pro を思い出します。
無駄な物を買ったなと反省も少しありますが、あの時代は急速に進歩していたのです。遠い昔のことのようです。

今のフジフィルムは、finepix ではなくFUJIFILM に戻っています。酷いですね、昔のブランドを捨てた筈なのに、爺向けに諂うとは。
今更、手にする事も無いでしょう。
GS645 だけは保管しておきます。思い出として。