2017年9月14日木曜日

ニコンD850が発表されました

先日、ニコンの新製品としてD850が発表されました。
物はD800系のリニューアルということみたいですが、、、。


個人的にはD800を使っております。
殆ど仕事専用機になってますから、個人?という目線です。

どうやらD800からは5年ほど経過している様ですね。中間にD810という機種がありまして、現行はそちらです。そして、今年新型が出ると。


D850のチェックをざっと行ってみました。
基本は同じかと思いきや、案外思想的に変わっているようです。


最初に、ポジションが変わってます。
ニコンの場合は、フラグシップとしてD5がある。最上位の機種でプロ機。お高いです。大きくて重たいです。頑強です。何年もモデルチェンジしません。

D800の場合は、中級レベルと言われています。
高画素のハイディティールが売りではありますけど、プロ機としては貧弱でした。
今回、D850となって少し上のレベルに向けて動いたようですね。


ストロボ無し
従来は内蔵されていたストロボが無くなりました。
コンシュマー機だと必須のストロボですし、プロ機には搭載されないストロボ。
個人的にはあった方がよいと思う部分です。

撮影に内蔵ストロボは使いません。しかし、昨今は多灯ストロボのコマンダーとして使うので無くなると不便です。

その代わりに、10ピンターミナルに取り付けるリモコンで代用するそうな。
ストロボシステムも無線にシフト中みたいですから、妥当なのでしょうか。



ダブルスロット
D800でもダブルスロット方式でした。しかし、今回はD5に搭載さいているお高いメディアが加わっています。当然CF は無いのでしょう。
この変更も個人的には好ましくありません。未だにCF メインな私としては、、、。



高速連写
売りの一つとして、高速で連写が出来る点がプッシュされております。
また、単体でも早いけど、バッテリー強化で更に早くなると。要は電圧上げるのでしょうな。フィルム時代から変わりません。

この点も個人的には不要です。ソモソモ、分かっている人は連写なんて使いません。素人じゃないのですよ。もちろん、リロードが早いのは良いですけど、物撮りなスローな私には不要です。スポーツとかの撮影なら喜ぶべきでしょう。



ティルト液晶
この点は高く評価します。なんせ物撮りですと、普通の液晶モニターは使いにくい。素直にPC繋ぐとか、何とかありますが、、、。
個人的に、この部分は最も嬉しい仕様です。なお、バリアングルはNGなので、ティルトで正解です。バリアングルは玩具にしか必要ありません。



電子シャッター
物理シャッターを使わずに撮影できます。静かにしたい時には有効。
これは良い話。すでにミラーレスとかでは使ってますけど、改めて五月蝿い一眼レフモデルこそ意味のあるものだと感じます。



動画撮影機能
今時は必須なのでしょう。私は使う気ありません。
動画が撮りたかったら、他の機材を使いたいですね。



高画素化
画素ピッチが小さくなって、どうなのでしょうか。
これ以上の画素数は要らないですね。むしろ、肝心なダイナミックレンジを上げてください。



さて、これだけチェックして買う気はと聞かれた、ノーと応えます。
魅力が無い訳ではありませんよ。
仕事用に投資する必要はないという意味です。