2017年12月31日日曜日

年末進行

2017年ももう少しで終わりそうです。
年末が近づくと、クリスマスを含めて何だか寂しい感じに。

休みもあるのですが、私はおおよそにおいて仕事だったり。
今年も年始分含めて仕事の予定があります。


23日は土曜日ですが仕事です。
来年に向けての物に着手し、仕上げないとなりません。

その後、年末で公式には休みなのですが、その間も3日間稼働としました。
年明けに間に合わせる場合、仕方ないですね。
もっとも、およそ暇なので、許容できる部分は良しとしています。


年明けても少し稼動があります。
さすがに大晦日と三が日は外していますし、最終的には何処かで休むので調整という事になります。



2017年12月19日火曜日

車のバッテリー

このタイトル、前にも同じような事を書いた気がします。
思い出さないけど、、、。


車のバッテリーが弱っています。
自分でも認識しているし、整備の記録を見てもNGになってました。
電圧が下がると、エンジンが回らなくなります。


このバッテリーは2年ほど前に入れ替えた物。
高級品ではないけれど、容量的にも2万以上はしたかと思います。
もう少し使えればベターなのですが、交換するかどうか悩みます。


一度充電して様子を見るのが妥当ですが、車から降ろして充電するのは面倒です。一戸建てに住んでいて、駐車場があるならば楽でしょうけど、、、。

色々と考えつつ、思い切ってバッテリーを充電する事にしました。
そういえば、前にも同じようなことをやっていたっけ。今の車ではないけれど、始動出来ない事件もあったな。


バッテリーを外すのは案外厄介です。
まず、エンジンルームは狭いし、バッテリー本体は四角い箱で持ちにくい。
重量の結構ありますから、楽ではないのです。

やっと外しても、それを持って移動しないとなりません。
やっぱり重いです。


充電は安価な装置で行いました。
急速な充電は出来ませんので、ゆっくりとした時間が必要です。

多分、フル充電には5日位必要ではないかな。
充電電流は1A程度しかないらしく、容量80Aだと120時間くらい必要でしょう。
実際には容量0ではないことや、1A以上出ているのでもう少し短くはなります。


とりあえず4日位充電してみました。
一応、インジケーターは良好なサインになってます。でも、本当に良いのかどうかは何とも言えません。消耗が早いようなら交換ですね。


なお、昔から夜中に辺鄙なところに展開することから、万が一のための予備バッテリーなどは持っています。
今は予備バッテリーではなく、セルスターター専用の物を1つ忍ばせてあります。




2017年12月7日木曜日

海底ケーブルの話 3

今回も思いつくままで、幾つか書いてみます。



海底ケーブルの太さ


ケーブルの太さは何種類かありました。
基本になるサイズが存在し、その上に追加構造を施すという仕掛けです。

基本のケーブルは直径が1インチ。25.4mm 程です。案外細い感じでしょうか。
その中には、光ファイバーなどが入り、更に電気を通すための導体や、引っ張り強度等を受け持つ構造もあります。
また、外側は樹脂製で絶縁と防水も担っています。

1インチのケーブルは海底の深い場所に使われます。そして、浅い場所には補強が施された強力なタイプが使われています。
分かりやすく言えば、ケーブルの外側に金属のカバーを掛けたようなものです。

普通に考えると浅い海の方は、細いケーブルで良いような気もしますね。
でも、実態は逆になっています。なぜかと言えば、浅い海だと船が行き来して碇を下ろすから。万が一アンカーを引っ掛けられたら、ケーブルは切断されてしまします。それを回避するために、どうしても補強は必要なのです。





重さ


重量的なものは、上に書いた太さと連動します。太い方が重い。
特に、外側に金属のカバーを付けたタイプは、相当な重さがあります。





シャークバイト(鮫噛み)


鮫が噛み付いても切れません。そんな意味合いの補強構造です。
実際にどの程度有効なのかは分かりませんが、何も無いよりは良いですね。

ケーブルに流れている電流から、電磁波や磁力が発生し、それが鮫を引きつけるという話を聞いたことがあります。これも、本当かどうかは分かりません。
事実関係を究明した研究とかあるのかな。



リピーター


ケーブル内部に納めた光ファイバーや同軸線は、信号の伝達を行います。
しかし、信号というのは距離が長いと減衰したり、ノイズが増えるものです。海底ケーブルの場合は、酷く長い距離を走りますから問題は多い。

そこで、途中にリピーターを入れて信号を増幅します。
アンプという方が分かりやすいかも知れません。

光ファイバーの場合は光をそのまま増幅するものと、光を電気信号に変えてから増幅するタイプがあります。今は前者だけかもしれません。

いずれの方式でも、アンプには電力が必要です。そうでなければ、増幅させるエネルギーが無いですから。
電気はどこからかと言えば、陸上からケーブル自体を使って送っています。
この電力も、距離が長いと減衰してパワーが減ります。色々と面倒な長距離伝送なのです。



回線容量


光ケーブルの場合も、昔と今では容量の差異が大きいです。
昔はMだったのに、直ぐにGになっていましたし、今はTですね。
それぞれ、メガ、ギガ、テラです。伝送容量が1000倍単位でアップするのだから、目を見張るものがあります。

それを支えるのは、主に波長多重(WDM)という技術です。一本の光ファイバーに複数の波長が異なる光を通して、一本の線で複数の信号を送る仕掛け。
さらに、マルチコアとか、ドンドンと技術が深まるようです。

波長多重の場合、最初に敷設したケーブルをそのまま使って容量アップというのもザラにあります。当初1Gだったシステムに、デバイス変更で波長多重を入れて、数倍の伝送容量にしてしまったり。

こんな風に安上がりにシステムアップされますと、新しいケーブルのニーズが落ちます。そして、ケーブルメーカーには冬の時代が来るのです。