2022年11月6日日曜日

物干し台の製作

物干し台は、意外に厄介な代物です。

風で煽られたり、風雨に晒されるから強度や耐久性なども考えないとならない。

凡そ上部が重いので、それを固定する下部も重要で厄介なことになる。

 

その昔、突っ張り棒タイプの物干し台を使っていました。

鉄パイプにステンレスを巻いた物で、床と天井で突っ張り固定します。

このタイプは手軽で悪くないのですが、耐久性は良くないし、強風には耐えられません。

ある程度使っていたけれど、その後は撤去して入れ替えました。

 

新しい設備は、アルミ製の物干し台。

下部の固定構造は、手すりに金具で固定する代物です。

耐久性は高く風にも強いですが、固定方法で苦慮しました。

というのも、住居の手すりが小さく、十分に強度が出るか怪しかったから。

また、背の高さも問題でした。

結果的に少し変則的な取り付けをして現在に至ります。

幸い問題もなく使えていますが、、、。

 

使い始めてから、それなりの年月が流れました。

取り付け部は少々トリッキーで、見る度に気になります。

前々から考えていた、新しい取り付け方法(固定装置)を作ろうかなと決意しました。

 

 

今度は、強度確保を優先に少々凝った形にします。

工作は面倒ですが、焦って作らなければ大丈夫でしょう。


上の文章を書いてから、数か月が経過しました。

既に新しい物干し台は完成しています。

文字だけで説明するのも難しいですが、記録の意味で簡単に書いておきます。

まず、強度を確保したかったため、合板と細い角材を使っています。取り付けはボルトナットとし、スプリングワッシャーなども入れています。いずれもステンレス製。

木材部分は屋外用の塗料で塗装し、一応耐久性には配慮しました。

長期間経過すると腐ったり、消耗する可能性もありますが心配したらキリがない。

 

完成後の印象は、見た目の安心感があります。

構造的に考えてもボルトが折れたりしないでしょうし、合板等も一定の耐久性はあります。

当面問題なく使えると思います。