その昔、生命保険に入りました。
まだ若かったので、余裕があり保険屋の提案した大き目な保険でした。
当時の死亡保障は5000万以上だったような記憶があります。
もちろん、加齢と共に保証額は減ってゆきます。
また、時々掛け金も増えて、負担が感じられるようになりました。
見直しを入れて、生命保険のみの主契約と、別途医療保険の2本立てに切り替えました。
その後、生命保険は解約。
医療保険は続けていましたが、現在は掛け金が高いため解約しています。
ちなみに、その医療保険は入院等で活用出来ました。
病気になるのは良い話ではないですが、過去に健康診断からの検査入院と内視鏡によるポリープ切除でした。
この検査は、数回やっていて一度はガン細胞が見つかっています。
これを受けてがん保険金が出ていますし、同様に入院等の給付も受けていました。
保険金は金額が大きいですから、そのまま受け取るのは少し考えどころ。
保険の営業からは、すぐに貰った方が良いと言われましたが問題が1つ。
貰ってしまうと医療費控除が出来なくなります。
医療費控除は、一定額以上の医療費を払った場合に所得税控除が受けられるというものです。私の場合は恩恵を受けていたので、保険金が入って相殺されると無意味になります。
そんな理由で、受け取りを延期していました。
保留金があると、毎年利息が付きます。
金利は低いですが、何だかんだで5000円位は付いていたような。
最大10年しか預けられませんし、どこかで戻すしかない。
仕方ないので思い切って戻すことにしました。
例年通り医療費控除の書類は作り、確定申告をいたします。
当然ながら控除自体は発生しない予定です。なぜ手間を掛けるのか?
面倒な手続きをするのは、年1回で忘れてしまうから。
繰り返しておけば忘れにくいし、面倒と思う気持ちも和らぐでしょう。
そんな意図があります。
追記
2024年分(令和6年度)の確定申告を行いました。
どうやら私は勘違いをしていたらしく、保険金の扱い方が違いました。
例えば入院して費用が掛かり、それに対して保険金が出る。その場合は、保険金を入院費用を上限として記載すればよいそうです。
したがって、200万の保険金でも入院費用が50万なら申告額は50万になる。
この場合は入院絡みの費用の医療費控除が無くなるだけです。
それ以外の費用は、普通に控除対象となる訳です。
なお、今回の申告では入院費用との相殺が出来ないので、200万を計上しておきました。
どのみち還付額への影響はありません。(今回に関しては)
医療費控除としては0円になるだけです。
もちろん、これが100万でも還付額は同じという訳です。
所得が少ないと別枠で控除枠を全部使ってしまいます。
ここで医療費控除を使いたくても、控除できる税額がないから意味がありません。
そんな理由です。
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