2018年7月25日水曜日

ニコンのフルサイズなミラーレス開発発表とのこと

ニコンのカメラに新しいラインが出来るようです。
前から言われていたミラーレス、さらにフルサイズとか。


所謂一眼レフカメラは、伝統的なミラーを内蔵しています。
このミラーが邪魔だから外すというのが、ミラーレスなカメラ。

ミラーがあるメリットは、ファインダーに実際の光が届くから。肉眼で遅延なしにリアルな映像が見えてきます。観賞用じゃないですよ、あくまでも撮影のための観察窓。

ミラーがあるデメリットは、大きく重いこと。それから複雑な動作機構。割高。
フランジバックが大きくなることなどもあります。


市場にはミラーレスカメラは多数出ています。
最近だと、ソニーのフルサイズモデルが人気とか。本当かどうか知らないけど。

私の場合はサブでミラーレスを1つ持っています。
あくまでも機動力重視ですから、フルサイズではなくてマイクロ・フォーサーズ。
案外便利ですね。そもそも、重たく大きなフルサイズな一眼レフは持ち歩く気がしなくなりました。


きちんとしたカメラだったら、光学ファインダー必須です。
だからミラーレスは駄目だと思っています。個人的に。
ただし、昨今の様に物撮りしかしないとすれば話はちょっと変わります。

当然デジタルなので、液晶モニターでの確認が必須。撮影時にはPCや、カメラのモニターで見るわけです。光学ファインダーも使わないわけではないですけど、使い難いものです。
リアルタイムで映像を見て、狙ってシャッターをという必要はありません。一発撮影して、確認しピント調整などを行ってから最撮影。それが妥当でしょう。


スポーツ写真とか、昔遊んでいた手持ちでの鳥撮影などだったら話は全く変わりますね。その一瞬が大切ですから、ミラーレスではちょっと安心できない。
慣れやデバイスの能力向上で最近は、何とかなるのかもしれませんが。


さて、ニコンの新型に話を戻しましょう。
個人的には買う気はありません。仕事用なら物撮りだけで、従来のマシンで問題ありません。コストをかける必要はなし。

趣味的な目線から興味はあります。
もっとも、新マウントで新レンズですし、価格も高いでしょうね。

プロ向けとしても、性能的に大丈夫なのか不安です。
それに、プロは保守的ですから、一斉乗り換えはないですよ。
変えるならキヤノン、、、かも知れない。


カメラの世界は先行き厳しそうです。
牽引してくれる、金持ち爺さんは消えてしまうでしょう。
お金があってカメラを買うという流れは変わって来た気がします。

底辺層はスマートフォンで充分です。それに、大量に撮影していれば、馬鹿でもある程度は上達する。そこからステップアップする人の受け皿は、ニコンじゃないですよね。




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