2025年5月11日日曜日

眼鏡新調 中近の累積深度 安いお店のそれ

しばらくぶりに眼鏡を作り、それから半年くらい経過しました。

そのメガネは手元用の単焦点だったので、今度は累積深度にしてみました。

 

一般的なのは遠近両用です。

現在最も使っているのが、遠近両用のため新調するのも良いでしょう。

されど、手元作業には向いていません。

手元用メガネはと言えば、本やスマートフォン向けには良いけれどPCモニターにはキツイのが実態です。


そこで、中近の累積深度をセレクトしました。

ただし、 大きな懸念事項があります。それは、過去に作った中近などの眼鏡がいずれも失敗だったことです。

該当するのは2本あり、いずれもフレーム込みで普通に作ったため高価でした。都合20万位の出費。

結果は、良く見えない使いずらいということになりました。


中近はシビアです。

レンズの縦方向中心線付近しかピントが来ません。

また、その位置も微妙。失敗した2本は中心より左側のスポットだけにピントが来ました。そして、酷い歪なども出ていた。

たまたまかも知れませんが、いずれもニコンのレンズだったのです。



前置きが長くなりました。

今回の中近は昨今主流?の安いお店で作ってみました。

コストは2万程ですから、ある程度駄目でも諦めが付きます。そんな割り切りです。


今現在、新しい中近の眼鏡を使っています。

率直に言えばPC向けにはちょっと厳しいような気がします。

歪は微小で、強いスポットはありません。

その分、全体にボヤっとした風情の仕上がりです。見えすぎるのは良くないですから、弱めのセッティングとして正解なのでしょう。

それから、私特有の遠距離配置からの解像度不足もありそうです。

手元は悪く無い見え味。少し離れると駄目なのは仕様?


諸々考え、使ってみた結論としては妥当かなと思います。

遠近のような楽さはありませんし、狭い見える領域というのも普通と言えるでしょう。

眼鏡の限界なのかな。


私は目が悪くなりましたが、きっちり見える状態を欲しています。

それは難しい要求で、全視野を違和感なくピントも合わせることや、歪まないことなどを満たすのは困難でしょう。特に、高解像度でキッチリピントを合わせるのは、拡大して解像度を確保しないと駄目かと思います。

 


その後、レンズを作りなおして貰いました。

この手の作り直しは、どこの眼鏡屋でも謡ってはいます。しかし、あまり意味がないと思って今までは避けてきたのです。

今回はテスト的な意味合いもあるので、思い切って作り直しをしてみました。

元々安価な眼鏡のため、多少抵抗感もありますが。

 

検眼し、見え方の報告などをして作り直したレンズは概ね問題ありません。 

モニターの見え方は、相当に良くなりました。気になるのは矯正が強すぎて、見えがシャープ過ぎるという事でしょうか。

直す前の見え方は文字が滲む感じだったので、矯正を強くしてあります。

 

また、モニターとの距離が少し遠いのも問題だったらしい。

PCモニターと説明しても、お店の人はノートPC程度のイメージで捉えている気がします。確かに、そっちの方がありそうな話ですね。

遠目のPCモニターは、遠近と中近の狭間にあるらしいです。

 

遠近だと近距離部分はおまけと言われているので、主力としては使いにくい。

中近なら良さそうですが、今度は守備範囲が案外狭いらしい。

私の認識としては2~3mの辺りまでと認識していましたが、どうやら間違いみたいです。

あくまでもざっくり見えるだけで、文字などを見るには遠すぎると。


そんな訳で、作り直しは成功致しました。

以外だったのは、レンズが無償なだけでなく、付帯していたコーティングも含めて無償交換してくれたことです。そっちは、別料金だと思っておりました。


そんなこんなで、安い系眼鏡2本目。

何も問題ありませんし、むしろ普通の眼鏡屋が高すぎると分かった次第。

もっとも、お値段的にフレーム(見た目を主張する重要部分)は安いのになりますけどね。





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