東日本大震災や能登半島地震など、災害があるたびに備えが気になります。
私も地震が切欠でバッテリーの備えをしていました。
と言っても大型のバッテリーは価格も高いし、置く場所の問題もあります。
メンテナンスや処分も気になるところです。
そんな中、取り合えず小型のバッテリーを手に入れました。
凡そ10年前の話です。
物は12V出力のタイプです。鉛蓄電池のシールドバッテリーでした。
平たく言えば自動車に乗っているバッテリーと似たようなものです。シールドされているから、蒸留水の補充が要らないのがポイント。
最も、昨今の自動車バッテリーだとシールドタイプも普通にありますね。
小型のバッテリーだったので、容量は大きくありません。
また、12Vのシガーライターソケットからの出力のため、繋ぐ機器は選びます。
取り合えず、手持ちのインバーターで100Vへ変換は出来ました。
また、シガープラグを用意してLED に繋いだものを作ってみたり。
準備はしましたが、殆ど使うことはありませんでした。
そして、バッテリーも寿命になって容量はミニマムになりました。
そうなると処分の問題が出て来ます。
バッテリーは種類によりますが、処分時に問題があります。
例えば中国製の安価なモバイルバッテリーは沢山売られていますが、処理方法が確立していません。
ホームセンターや大型家電店では、バッテリーの回収をやってはいます。しかし、回収対象は電池の組合に加入している企業製品のみです。
かと言って、危険物に出すことも出来ない。
自治体によっては回収してくれるようですが、、、。
昨今は大型の家庭向けバッテリーも沢山売られています。
メジャーなメーカーは自社で回収しています。問題は、それに該当しない場合。
また、メーカーが撤退や倒産したらどうなるでしょう。
その答えは、10年後くらいに出るかと思います。
何せ大型バッテリーは長寿命を謳うものが多いですから。
バッテリーは少々危険です。
電流が流れると危険ですし、電解液などが漏れても危ない。
特にリチウムイオン電池は爆発物として考えた方が良いでしょう。
捨てられないからと保管していると、爆発することもあり得ます。安物程危ない。
安いものは気楽に買えますし、買った本人も雑に扱うでしょう。
そして、忘れ去られてから何かが起こるかも知れません。
話を元に戻します。
私の手元にあったバッテリーですが、国内メーカー製品です。
確認するとメーカーが処分してくれるとの事でした。
めでたしめでたし。
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