昨今は地震の被害などが懸念されて、防災用のバッテリーなどが沢山売られています。
殆どのモデルでは、100V の出力が出る大きく重たいバッテリーです。
100V と言っても、家電が何でも動く訳ではありません。
消費電力や運転時間にも限りがあるので、電子レンジや冷蔵庫は難しい。
その点は理解しておかないとなりません。
この手のバッテリーは、ポータブルバッテリーと呼ばれています。
スマートフォンをちょっと充電できるタイプは、モバイルバッテリーです。
また、電池があっても充電できないと意味がありません。
もしものことを想定するなら、太陽電池などが有効です。
そんな状況なので、バッテリーと太陽電池のセットなども市販されています。
個人的に興味があり、防災用品として触っておきたいと思っていました。
しかし、いきなり高価な大容量バッテリーは手を出しにくい。
当面は運用テスト的に、小型の太陽電池とモバイルバッテリーなどを使うことにしました。
太陽電池は20Wと30Wの2種類を入手しました。
いずれもUSB 出力するタイプで、スマートフォンなどを直接充電出来ます。
電圧は5V、それぞれ4Aと6Aの出力。
2つのUSB ポートから、半分ずつ出力されます。(2Aと3A)
この程度の出力では、急速充電といっても速くはありません。
でも、普通に使うには十分実用的な気がします。
太陽電池を外に設置すると管理が面倒です。防水や防風、ケーブルの処理など問題は多い。
その点、簡易的なものであれば、窓際に置くという手もあります。
もちろん出力は大幅に落ちるのですが、割り切って使うなら良いでしょう。
試しに運用している1つは、ケーブル1本当たり1A以上の出力が出ています。本来のパワーは出なくても、ある程度の充電には使えます。割り切るなら、これが一番楽です。
きちんとパワーを得るには、外に出して直射日光を当てないとなりません。
また、太陽光が垂直に当たるように向きも調整したい。
雨はもちろんですが、花粉やらゴミも降ってきます。
その辺りの面倒をどこまで見られるかが重要かもしれない。