壊れたコーヒーの全自動焙煎機の後釜に、焙煎のみ出来る機械を買いました。
今度の機械は全自動のものではなく、焙煎のみ出来る機械です。
だから、ミルやドリップの機能はありません。
焙煎専用で価格も少し高いです。
そうなれば、全自動マシンよりも大型かと思いきや、実物はあまり大きくありません。
大きさ的には前者の上部構造だけを切り離したような寸法形状で、なおかつ部品はそれなりに共通に見えます。細かくチェックすると当然異なる部分は多いですが、同時に設計してパーツを共通化したとか?
もしくは、どちらかを先に開発して、それを改造したという流れなのだろうか。
新しい焙煎機には、正面パネルに窓の名残があります。この部分は蓋されて何も見えませんが、前の機械では中の豆が見えるように透明なプラでした。
窓の形が両方の機械にあるということは、全自動機が先に出来たのか?しかし、型番はこっちの方が若いです。ちなみに、MC-101 というのが焙煎専用機、MC-503 が全自動機です。
MC-101は窓の名残部分を塞いでいますが、仮にここを開けても豆は見えません。構造的に豆が貯まる場所は、もっと下方にあります。
MC-503の場合は豆を焙煎して、直下のボックスに格納していました。
そして、そこに窓がある。さらに下に行くとミルやドリッパーがありますので、空間的な余裕はないのです。
さらに、大きな違いがあります。
MC-501では焙煎が終わってからブロアーで風を送って冷却していましたが、その風が抜ける排気口がありませんでした。
MC-501では焙煎が終わってからブロアーで風を送って冷却していましたが、その風が抜ける排気口がありませんでした。
穴がなくても、天面の部分から抜けなくもありません。しかし、実際に動作させると、機械の上部カバーの隙間あたりから煙が漏れていました。ちょっと不思議な気がしたものです。
MC-101には専用の排気口があります。それもブロア付き。
さらに、本体下部にはメインのブロアがあるため、ツイン構造ですね。2つが動作すると、勢い良く煙が吹き出してきます。
さらに、本体下部にはメインのブロアがあるため、ツイン構造ですね。2つが動作すると、勢い良く煙が吹き出してきます。
電源を入れて自動で動作させると、焙煎後に豆の風冷が続きます。
電源が落ちるまで放置すれば、豆にはあまり熱が残らないレベルです。手で触ると温かみは感じる程度。
電源が落ちるまで放置すれば、豆にはあまり熱が残らないレベルです。手で触ると温かみは感じる程度。
あとは、箱から取り出して多少のチャフを取り除いたら出来上がり。
豆の焙煎度合いは、都合12段階からセット出来ます。
MC-503の調整は3段階で、おそらく温度の制御です。
こっちのMC-101には時間制御と思われるスイッチも追加されていて、4段階から選べます。従って、3✕4で12段階の焙煎度合いが選べるという仕組み。
こっちのMC-101には時間制御と思われるスイッチも追加されていて、4段階から選べます。従って、3✕4で12段階の焙煎度合いが選べるという仕組み。
まだ使いはじめで慣れません。
音は従来の全自動機の焙煎釜とほぼ同じ。排気ブロアーの音は五月蝿くなってますが、効率アップなので気にしません。
豆の量が増えて、排気も強くなっているから、それだけ煙は沢山?出ます。屋外でやるか、換気扇直下に置く必要がありますね。