2026年4月17日金曜日

確定拠出年金の話

会社に在籍すると退職金が貰えることもあります。

その手の制度があるなら、待遇は色々でしょうけど。

 

転職や不遇な状況を経験していると、多少の経験値というか退職金などについても知見が増えてきます。

お題の確定拠出年金もその一つ。

 

とある企業に在籍していた時に、正社員ではなくても年金基金に加入となりました。

この制度は少し古く、昨今では上手く運営できずに解体が進んでいるものです。もちろん、上手く回せている所もあるでしょう。この数年は株価も高いですし。

 

年金基金が解散となり、余剰金が少し戻って来ました。

貰えるのかと思いきや、今度は確定拠出年金に移行するとの説明でした。

 

確定拠出年金は、会社が一定金額を支払ってくれます。そのお金を自分で運用して、退職金や年金にすることが出来ます。

古い企業年金の場合も会社が拠出しますが、運用も会社が行って穴が開いたら補填しないとなりません。当然、その場合は負担が増えてしまいます。

 

企業は手間や金銭負担から逃れたい。福利厚生の後退です。

金は出すから自分で運用しろということですね。もちろん、運用リスクも込みでの押し付けになります。

 

スタートに当たっては運用の知見の無い素人向けに、担当する銀行から説明員が来ていました。私も一通りの説明を聞いて、どうするかを一考した訳です。

 

結果、全額定期預金としました。

利息はほぼありませんが、元本割れはありません。

 

その当時、私は既に株式等の運用を行っていました。

確定拠出年金で買えるファンドなどの状況と、手数料などを見て酷い状況を理解しました。

ある程度の知見があれば、銀行が用意したファンドは買うべきではないと判断出来た訳です。手数料が高すぎる。

 

株価が上昇して、資産がそれなりに増えるなら手数料が多少高くても目を瞑れます。

しかし、当時はそんなに良い環境ではありませんでした。

今のような感じなら、もうちょっと前向きだった可能性もありますね。

 

あれから月日が経って、会社を辞めました。

辞めると確定拠出年金も動かさないとなりません。転職ではなく、無職になったので、個人型への変更と担当する窓口も証券会社へ移しています。

運用していない放置状態のため、証券会社の手数料もきちんと見てはおりません。もしも、普通に買えるファンドと同じなら、手数料は安い筈と思いますが、、、。

 

個人型にしてからは、特に積み立てはせずに放置しています。

積み立てすれば、資産運用と所得控除のメリットがあります。

しかし、前者は既に証券会社で普通に取引していますし、後者については控除のメリットがありません。あれは、会社員で稼ぎの多い人向けの仕様です。

 

私が会社員で高給取りなら、個人の追加分を目一杯入れたでしょう。 

それが一番のメリットと思います。出来ないとすれば、魅力半減です。

 

最後に、受け取りに関してです。

60歳以上になると受給資格が得られますので、引き出し可能になります。

年金として毎年貰うような形か、一括で貰う事も可能です。

 

ここで注意したいのは手数料です。

1回貰う毎に高い手数料が発生します。 

総額が大きくないなら、一括で貰う方が良いかと思います。


総額も知れていますし、手数料は馬鹿になりません。

そんな人は一括で貰う方が良いでしょう。

逆に額が大きく、少しずつ貰いたい人も居るはずです。手数料を鑑みて決めましょう。